こんにちは、こんばんは!
さくらどろっぷの奥野です。
先日、古くからの友人達と、高野山へ行ってきました!

高野山では、実に濃い~体験をしてきましたよ!
まず、『写経』です。

大師協会という場所で行うのですが
写経の前に、協会の方がお香とろうそくをつけてくださいます。静かな空間で、誰もしゃべらず、黙々と頂いた筆ペンで般若心境を写していきます。
畳で正座だったらどうしようかと、はじめは心配していましたが、椅子に座ってテーブルで書けましたので、何とか最後まで写すことができました!ほっ。。
写経手引きを呼んでいると、『修行』と書いてあったのですが、実際やってみると、まさに修行でした(笑)
写しながら雑念が邪魔しまくって、集中できず、文字も乱れてきます。心を静めて、何かに集中することが如何に難しいかを思い知らされますよ。
ただ文字を写すだけと、侮るべからず!
面白いので、是非、体験してみて欲しいですね(>_<)
そして、書き終わった般若心境には、大師様への願いを書くことができ、奥の院に奉納していただけますので、ただ書くだけでは終わりません。嬉しさや達成感に満たされて終われますよ(^^)/


大師様と縁を結ぶ!!
この日のメインディッシュは、『結縁灌頂』という儀式です。カンジムズカシイ。「けちえんかんじょう」と読みます。こちらは、高野山の中でも一番有名な場所と言っても過言ではない、壇上伽藍の中の、金堂で行われます。
年に二回行われる儀式で、春と秋にあります。
ネットに素敵な文章がありましたので、引用しますと。。
”宇宙に太陽と月があるように、金剛界と胎蔵界の二つの曼荼羅があることによって、一つの世界が表されるのです。”
これが密教です。
先日行ったのは、金剛界の結縁灌頂でした。金剛界は大日如来の知恵の世界を表現しているそうですよ。正直、密教のこととか、曼荼羅とか難しくてワカラナイことばっかりですけど、ミーハーな気持ちでも参加できるっていうのが、密教の?高野山の?懐の深さを感じざるを得ません。(笑)


簡単にいうと、大日如来と縁を結ぶための儀式です。
大日如来の知恵を授かり、より人生を生きやすくするために、という感じでしょうか!
儀式は簡易的なものではなく、時間も長く、「こんなもんかぁ~」という気持ちで終わることは絶対ないです。普段は入れない場所「金堂」に入れることや、真言が響き渡る空間は、神秘的で、儀式に参加したことを後悔することはありません。
ちなみに、めっちゃ待ち時間が長いのですが。。。
待ち時間中に、この儀式で一番心に残った言葉があります。
「待つというのは大変なことではありますが、功徳を積むことでもあります。」
私なりの解釈として、自分が~自分が~と我先に行こうとするのではなく、気持ちを抑えて、誰かのために待つということは、ある意味修行。自分だけの欲を満たす幸せより、他人を優先することで、その方が気持ち良くなったり、嬉しい気持ちになったり。その事が、結果的に自分の幸せにつながるのではないかと思いました!
ちなみに、結縁灌頂はちけっとぴあで申し込みができまーす!
次は、春の胎蔵界の結縁灌頂ですね!
全てが終わると、お守りや、儀式で使ったものとかをお土産でいただけますよ♪

今日もあなたの一日が素敵なものとなりますように!
ご来店を心よりお待ちしております。
奥野